30代男性 野球の投球時に肩が痛く全力で投げられない。

来院までの経緯

港北区在住の男性が、野球での投球の際に左肩の痛みを訴えて来院。

10年前、大学の野球部でピッチャーをやっている時に左肩を痛め、それ以来痛みが完全に引くことはなかった。

大学卒業後は野球から離れていて、日常の生活では肩に痛みが出ることはなかったし、ずいぶん時間も経っているので大丈夫だろうと思って久しぶりに草野球で投げてみると1球目からまったく変わらず痛かった。

普段の生活に支障はないが何年も痛いままなので、今後のために良い状態に戻したいと思いTRINITYカイロプラクティックに来院。

来院時の症状

・腕を振りかぶった時とボールを離す時に痛みが強くキャッチボール程度でも痛い。
・肩を動かすとコリッという音がする。
・日常の動きで痛みが出ることはないが、右より左の方がすぐに疲れる。
・肩こりはかなり自覚がある。

施術後の経過

1回目 肩周囲の筋の柔軟性を回復し、肩甲骨・肩関節の可動域を広げた。シャドーピッチングでは動きがスムーズになり痛みも半減。
2回目 リリースの際ボールの回転を上げる為、肘をかなり捻って投げていたので、肘、手首の動きの固さも改善させると、50%程度の力で投げても痛みが出なくなった。
以降、施術ごとに痛みが減少し、ほぼ全力で投げられるようになりました。
 

担当 コメント

肩の周囲の筋肉の硬さが目立ち、かなり柔軟性が減少していました。
筋肉が硬いと関節の可動域を制限し腱の炎症などを起こしやすくなり、肩を動かすための筋肉のバランスも崩れます。
10年前に痛めた部位と現在の問題が同じかどうか分かりませんが、投球フォームが遠心力を増すために
捻って投げているため負荷が掛かりやすく痛めやすいフォームになっていたと思われます。
身体の使い方のクセが改善を妨げることはよくありますので、力学的な視点からアドバイスできるカイロプラクティックでのケアは有効な手段です。

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