来院時の経緯
横浜市在住の60代男性が坐骨神経痛を訴えて来院した。坐骨神経痛は20年前に発症し、調子が悪い時は左足にしびれが出ていた。
最近になって坐骨神経痛が強くなったため近くの整体にしばらく通ったが、腰を大きくゆすられただけの施術だったせいか症状は変化しなかった。
今は300メートル歩くだけで左脚の外側が突っ張って歩き続けることが出来なくなった。他に良いところはないか探し当院へ来院した。
来院時の症状
・300メートル歩くと左脚の外側に症状がでる
・前屈時に背中がフラットな状態で丸まらない
・全体的に背骨の可動域が狭くなっている
施術後の経過
カイロプラクティック検査では、症状の原因は坐骨神経の圧迫や牽引によるものではなく、筋肉の硬化や血流の悪さによって起こっていることが考えられた。
1回目の施術では、背骨の関節の可動域を広げる様にアプローチしました。また、股関節回りを中心として筋肉の緊張を取るようにアプローチしました。 施術後は、400メートル歩くと左足の外側に張りはでるが、いつも通っている施設への道のり(1800メートル)は休まずに歩くことが出来た。
2回目の施術では、改善の傾向が見て取れたため、引き続き施術を行いました。施術後の変化は、施術の回数ごとに小さくなっていった。
5回目の施術で症状が当初の半分くらいの状態までになりました。
10回目の施術では症状が1割程度まで減少しました。 症状はほとんど消失しましたが、現在も本人のご希望でメンテナンスで施術を行っています。
担当者コメント
坐骨神経痛と聞くと、坐骨神経自体に問題があると考えがちですが、実際は筋肉や血流の問題が起こり坐骨神経領域に症状を出すことも多くあります。
本症例は背骨の関節の動きが固まっていたことや、股関節周囲の筋肉が硬化していて血流が悪くなっていることが大きく関わっていたことが考えられます。
他の施術院でよくならないとお困りでしたら、あきらめずに当院へご相談下さい。
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