いかり肩とは?原因・デメリットから改善方法を徹底解説

「いかり肩」でお悩みではありませんか?この記事では、いかり肩の原因やデメリット、具体的な改善方法を詳しく解説します。さらに、トリニティカイロプラクティック整体院での施術についてもご紹介。美しい姿勢と健康的な体を取り戻しましょう。

記事監修者から一言

トリニティカイロプラクティックの吉野です。私は、2万5千件以上の方にカイロプラクティックケアを行ってきました。「肩こりがなかなか取れない」「姿勢が悪く見える」といったお悩みの原因のひとつに、“いかり肩”が関係していることがあります。
いかり肩は見た目の印象だけでなく、首・肩・背中の筋肉に余計な負担をかけてしまい、慢性的な不調を引き起こすことも少なくありません。この記事では、いかり肩の特徴や原因、そしてカイロプラクティックによるアプローチ方法について、専門的な視点からわかりやすく解説しています。
ご自身やご家族の姿勢が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

主な資格

応用理学士(医科学)
Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
カイロプラクティック理学士
Bachelor of Chiropractic Science -Australia-

いかり肩とは?その特徴と原因

いかり肩の定義とチェックポイント

いかり肩とは、首と肩のラインが不自然に角度を持ち、肩が通常よりも高い位置にある状態を指します。この状態は、見た目だけでなく、身体の様々な不調を引き起こす可能性があります。いかり肩かどうかをチェックするには、まず鏡の前に立ち、自然な姿勢で自分の肩の位置を確認します。通常、首から肩にかけて緩やかな傾斜があるはずですが、いかり肩の場合、この傾斜がほとんどなく、鎖骨が水平よりも外側が高い状態になっています。鎖骨の外側が内側よりも明らかに高い位置にある場合も、いかり肩の可能性が高いです。さらに、肩甲骨の位置も重要なチェックポイントです。いかり肩の人は、左右の肩甲骨が開いていることが多く、背中が丸まっているように見えることがあります。これらの点を総合的にチェックすることで、自分が、または身近な人がいかり肩かどうかを判断することができます。気になる場合は、専門家による評価を受けることをおすすめします。

いかり肩の主な原因

いかり肩を引き起こす原因は多岐にわたりますが、主なものとしては、姿勢の悪さ、筋肉のアンバランス、生活習慣、そして精神的なストレスなどが挙げられます。現代社会において、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は避けられないものとなりつつありますが、これらの習慣は、猫背や前かがみの姿勢を助長し、結果的にいかり肩へと繋がることがあります。特に、モニターの位置が低すぎたり、椅子の高さが合っていなかったりすると、首や肩に過度な負担がかかり、筋肉が緊張してしまいます。また、運動不足もいかり肩の原因の一つです。肩甲骨周りの筋肉や体幹の筋肉が弱まると、正しい姿勢を維持することが難しくなり、肩が自然と上がってしまいます。対策をする場合、日々の生活習慣を見直すことが大切です。

ストレスといかり肩の関係

ストレスは、私たちの心身に様々な影響を与える要因の一つであり、いかり肩とも密接な関係があります。精神的なストレスを感じると、体は無意識のうちに緊張し、特に首や肩周りの筋肉がこわばることがあります。この状態が慢性的に続くと、筋肉が柔軟性を失い、肩が上がったままの状態、つまりいかり肩になりやすくなります。また、ストレスは呼吸を浅くし、酸素不足を招くこともあります。酸素不足は筋肉の疲労を促進し、さらに肩こりや首こりを悪化させるという悪循環に陥ることがあります。ストレスを解消するためには、適度な運動やリラックスできる時間を持つことが重要です。深呼吸をしたり、瞑想をしたりするのも効果的です。また、専門家によるカウンセリングを受けることも、ストレスの原因を特定し、適切な対処法を見つける上で役立ちます。

いかり肩のデメリットとリスク

肩こりや首こりの慢性化

いかり肩は、肩や首の筋肉に過剰な負担をかけるため、肩こりや首こりの慢性化を招きやすい状態です。正常な肩の位置であれば、重い頭を支えるために必要な筋肉への負担は分散されますが、いかり肩の場合、特定の筋肉に集中的に負担がかかるため、筋肉が疲労しやすくなります。筋肉の疲労は、血行不良を引き起こし、筋肉や神経に栄養や酸素が十分に供給されなくなる原因となります。その結果、筋肉は硬直し、痛みや不快感が生じます。さらに、肩こりや首こりが慢性化すると、頭痛や吐き気、めまいなどの症状を引き起こすこともあります。これらの症状は、日常生活に支障をきたし、集中力や作業効率の低下を招く可能性があります。そのため、いかり肩を放置せずに、早期に改善に取り組むことが重要です。

見た目の印象への影響

いかり肩は、見た目の印象にも大きく影響を与える可能性があります。肩が上がっている状態は、首が短く見えたり、肩幅が広く見えたりするため、全体的に体格が大きく見えてしまうことがあります。また、いかり肩は、首から肩にかけてのラインが直線的になり、滑らかな曲線が失われるため、スタイルが悪く見えてしまうこともあります。特に、襟ぐりの広い服や肩を露出する服を着た際に、いかり肩が目立ちやすくなります。さらに、いかり肩は、自信なさげな印象を与えたり、疲れて見えたりすることもあります。そのため、いかり肩を改善することで、見た目の印象を改善し、より魅力的な自分になることができるでしょう。ファッションをより楽しむためにも、いかり肩の改善は有効な手段と言えます。

呼吸が浅くなるリスク

いかり肩は、呼吸の深さにも影響を及ぼす可能性があります。肩が上がった状態では、胸郭が圧迫され、肺が十分に拡張することが難しくなります。その結果、呼吸が浅くなり、体内に取り込める酸素の量が減少してしまうことがあります。酸素不足は、集中力低下、疲労感、倦怠感などの原因となります。また、自律神経のバランスを崩し、イライラや不安感を引き起こすこともあります。特に、ストレスを感じやすい現代社会においては、呼吸が浅くなりがちであり、いかり肩がさらに呼吸を浅くするという悪循環に陥りやすいと言えます。深い呼吸を意識することで、酸素を十分に体内に取り込み、心身をリラックスさせることができます。いかり肩を改善し、正しい呼吸法を身につけることは、健康的な生活を送る上で非常に重要です。

いかり肩の改善方法:自宅でできること

姿勢改善のストレッチ

いかり肩を改善するために、自宅で手軽にできるストレッチは数多く存在します。中でも、猫背を改善し、肩甲骨を正しい位置に戻すストレッチは効果的です。例えば、壁に背中を付けて立ち、肩甲骨を意識的に寄せるように胸を張るストレッチは、肩周りの筋肉をほぐし、姿勢を改善する効果があります。この際、肩に力が入らないように注意し、リラックスした状態で行うことが重要です。また、両手を背中で組み、ゆっくりと腕を後ろに引くストレッチも、肩甲骨を動かし、胸を開く効果があります。これらのストレッチを毎日継続することで、徐々に姿勢が改善され、いかり肩の解消に繋がります。無理のない範囲で、続けていくことが大切です。

肩甲骨を動かすエクササイズ

肩甲骨を意識的に動かすエクササイズは、肩周りの筋肉の柔軟性を高め、いかり肩の改善に効果的です。肩甲骨は、腕の動きと密接に関わっており、肩甲骨の動きが制限されると、肩こりや首こりの原因となります。代表的なエクササイズとしては、肩を大きく回す運動や、腕を前後に回す運動があります。これらの運動を行う際には、肩甲骨を意識的に動かすことを心がけましょう。また、肘を曲げて肩甲骨を寄せるように意識する運動も効果的です。さらに、タオルを使ったエクササイズもおすすめです。タオルを両手で持ち、腕を伸ばした状態で、タオルを引っ張り合うように力を入れることで、肩甲骨周りの筋肉を刺激することができます。これらのエクササイズを行うことで、肩甲骨の可動域が広がり、いかり肩の改善に繋がります。

正しい姿勢の意識

日頃から正しい姿勢を意識することは、いかり肩の改善において非常に重要です。特に、長時間座って作業をする際には、姿勢が悪くなりがちなので、注意が必要です。座る際には、骨盤を立てて、背筋をまっすぐに伸ばすように心がけましょう。椅子の高さやモニターの位置を調整し、首や肩に負担がかからないように工夫することも大切です。また、長時間同じ姿勢を続けないように、こまめに休憩を挟み、軽いストレッチを行うようにしましょう。立っている時も、頭のてっぺんから糸で引っ張られているようなイメージで、背筋を伸ばすように意識しましょう。スマートフォンを使用する際には、画面を見下ろすのではなく、画面を目の高さまで持ち上げて、首に負担がかからないように注意しましょう。

トリニティカイロプラクティック整体院での施術

専門家による姿勢分析

神奈川県横浜市に位置するトリニティカイロプラクティック整体院では、いかり肩の根本的な原因を特定するために、専門家による詳細な姿勢分析を行っています。単に肩の位置を確認するだけでなく、全身のバランスや筋肉の状態、骨格の歪みなどを総合的に評価し、いかり肩の原因となっている根本的な問題を見つけ出します。

手技療法と鍼灸

トリニティカイロプラクティック整体院では、いかり肩の改善のために、オーダーメイドの施術を提供しています。手技療法では、筋肉の緊張を和らげ、骨格の歪みを整えることを目的として、ソフトな施術を行います。具体的には、肩甲骨周りの筋肉を丁寧にほぐし、肩関節の可動域を広げる施術や、首や背骨の歪みを調整する施術などを行います。身体全体のバランスを整えることで、いかり肩の根本的な改善を目指します。施術は、身体への負担を最小限に抑えるように、丁寧に行われますので、安心して受けていただけます。

日常生活のアドバイス

トリニティカイロプラクティック整体院では、施術だけでなく、日常生活での姿勢や動作の改善点、ストレッチやエクササイズのアドバイスも行っています。いかり肩の原因となっている生活習慣を見直し、改善することで、施術の効果を持続させ、再発を防止することができます。例えば、正しい座り方や立ち方、スマートフォンの使い方、睡眠時の姿勢など、具体的なアドバイスを提供します。また、自宅でできる簡単なストレッチやエクササイズを提案し、日々のケアをサポートします。これらのアドバイスは、一人ひとりの生活スタイルや身体の状態に合わせてアレンジされます。

まとめ

いかり肩は、見た目の印象だけでなく、肩こりや首こり、呼吸の浅さなど、健康にも様々な悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、日頃から姿勢に気をつけ、ストレッチやエクササイズを取り入れることで、改善することができます。姿勢改善には、壁に背中をつけて肩甲骨を寄せるストレッチや、肩甲骨を意識的に動かすエクササイズなどが効果的です。また、座る際には骨盤を立てて背筋を伸ばし、長時間同じ姿勢を続けないように注意することも重要です。トリニティカイロプラクティック整体院では、専門的な姿勢分析と手技療法により、いかり肩の根本的な改善をサポートしています。日常生活のアドバイスも行い、再発防止にも力を入れています。お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。