この方のお悩みと経過
半年前に、フラダンスの練習中に左膝が「パキパキ」と鳴ってから痛くなりました。一時的に良い状態の時もありましたが、最近は特に痛みを感じるようになった。
同じフラダンス教室の仲間からＴＲＩＮＩＴＹカイロプラクティックを勧められて来院した。
整形外科も行ったが、水は溜まっていないと言われ湿布を貰ったが、改善していない。
初回の症状
・左膝を内側に捻ると痛い
・屈伸も痛い
・正座も長時間続けると痛い
・寝ている常態から起き上がる動作も痛い
・動作時に起こる瞬間的な痛みで、それ程長く続かない
・最も酷い時は、安静にしていても痛い
・フラダンスを踊る際に2つ痛い動作がある
施術後の経過
初回の施術で脛骨を内側に矯正して、膝裏にある膝窩筋とハムストリングの緩和操作を中心に施術を行ったら、2回目の来院時には全体的に60％改善。フラダンスで痛い動作も１つ消失した。
2回目に、内側の半月板に超音波を使用し、腰から足にかけて全体的にバランスを整える施術を行った。
3回目の来院時には、初回の症状が全て消失し、フラダンスも問題なく踊れるようになったので終了した。
担当 黒崎コメント
脛骨と言う骨が外側にずれて、内側に捻れない状態になっていました。この様な状態を関節の可動制限と言います。この状態で踊っているので、半月板に炎症が起きてしまったと考えました。
また、それに付随する筋肉が持続的に緊張状態になってしまっていました。こういうケースでは、筋肉を緩めても原因である関節の可動制限を取り除かないと再発してしまいます。だからこの方も一時的には良くなっていましたが、再発して痛くなったと思います。
似たような症状の方がおりましたらご相談下さい。
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