40代男性の手首と肘の痛み:原因と対処法

この方のお悩みと経過

横浜市在住の50代男性が手首と肘の痛みを訴えて来院した。スポーツ歴は、学生時代に部活で野球、バスケットボールをし、社会人になってからは、草野球、ゴルフ、空手をしている。

職業は内装関係で、現在は仕事で塗装をすると手首や肘に痛みがでる。仕事の後はしばらく痛みが続く。ひどい時は次の日の朝にも症状が続く。

草野球やゴルフ、空手でも痛みがひどくなる。

生活への支障が大きくなってきたため、何かしらの対処をしようと考え当院に予約をした。

来院時の症状

・肘は両側共外側に痛みがでる。特に手首を甲側に力を入れて曲げると痛い。

・手首は、手を台に置いて体重をかけようとすると痛みがでて、1割も乗ることが出来ない。

施術後の経過

手首、肘共に炎症が起こっている所見が見受けられたため、患部に負荷がかからないように施術を開始した。

症状の所在は手首と肘であるが、多くの場合は手や前腕、上腕、肩甲帯や背骨の動きの関連があります。そのため、患部の痛みが強い場合は、患部は直接触れずに、関連部位から施術を開始することができます。

初めは手首を台に置いて体重をかけることが出来ませんでしたが、4回の施術で8割ほど体重を乗せることが出来る様になりました。

肘の痛みは6回目の施術後にはゴルフのラウンドを回れるレベルまで痛みが消失した。

現在、11回目の施術をしましたが、仕事で負荷が強い作業をすると症状をぶり返しますが、カイロプラクティックケアによって症状が落ち着きやすくなりました。

完全になるまではまだかかりますが、仕事や趣味を止めずに症状が良くなってきたことに本人も大変喜んでいます。

担当者コメント

手首や肘の痛みは、こじらせてしまうとすぐに治ることはありません。

原因を見直さない限り、悪化傾向をことも多く、安静にしていても痛みがなくなるまで数年かかることもあります。

この方は、原因と考えられる塗装の仕事や趣味の野球やゴルフを継続しています。本来ならば来院時の様に悪化傾向が続いていてもおかしくありませんでしたが、カイロプラクティックケアの介入もあり、症状が減少傾向に転じることになりました。

症状の程度にもよりますが、今までの生活にカイロプラクティックケアを取り込むことで症状の悪化を転じられることは多々あります。症状の原因となる活動を続けながら症状を解消したいと思っている方は、試しにカイロプラクティックケアを取り入れることをおすすめいたします。

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