肩関節外転30度で痛い　30代男性

この方のお悩みと経過

横浜市在住の30代男性が肩の痛みを訴えて来院。整形外科や、各種民間療法に通うがよくならず、奥様に相談し当院を紹介されて来院。

来院時の症状

・左肩外転30度で肘上に痛みが出る

・仕事で肘を肩より高く上げた時の作業がつらい

・腰椎の伸展制限

施術後の経過

肩外転の起動筋（棘上筋）の損傷が疑われるが、それは結果であり、原因は肩甲骨や胸椎のアライメント不良、腰椎の伸展制限、肩のムーブメントの破綻と考えて施術を開始した。3度目の施術時に症状は2割くらいに軽快したため、エクササイズとしてローテーターカフの強化運動を開始した。4度目の施術時には肩の症状より、もともとあった腰の張りの方が気になるようになった。5度目の施術時に症状が寛解した。

担当者コメント

この方は、仕事で肩よりも肘を上にあげる作業時間が多かったため本症状を起こしたことが考えられます。今まで通われていたところでは結果に対してのアプローチをするか、原因へのアプローチを行ったが的確でなかったために良くならなかったのかもしれません。

カイロプラクティック検査では、姿勢や動きなどの筋骨格神経系の検査を行いますので、より的確な評価ができたことが症状の寛解に繋がったのだと思います。