40代男性の腰痛対策と経過報告:圧迫骨折既往の影響とカイロプラクティックケア

この方のお悩みと経過

40代男性の横浜市在住の方が腰痛で来院されました。数年前に背骨の圧迫骨折(T9)を経験し、医師からは腰痛が起こりやすくなる可能性があると伝えられました。昨年の年末から臀部に鈍痛を感じるようになり、それに伴い腰や背中の痛みも広がってきました。症状が悪化の傾向にあるため、知人の紹介で当院を受診されました。

来院時の症状

・歩くなど動き続ける事で症状は減少する

・座っていると症状は強くなる

・腰椎の前屈で症状が強くなる

施術後の経過

椎間板への圧力が症状を増悪させる要因であるという仮説を立て、カイロプラクティック検査を行い施術を行いました。患者さんの股関節や脊柱伸展の動きに制限が見られたため、関節可動性を広げるためにカイロプラクティックケアを行いました。具体的なエクササイズとしてはハムストリングスのストレッチや背骨のモビリティを指導しました。

施術の約3日後から症状が減少し、5日後には症状が半減しました。一時的には症状を感じないこともありました。

2度目の施術後には症状は約1割程度まで軽減し、3度目の施術後には症状が完全に寛解しました。

担当者コメント

圧迫骨折による体の丸まりに加えて、椎間板に圧力がかかっていた可能性がありました。施術とエクササイズにより症状が寛解しましたが、圧迫骨折の既往があるため、この症状のリスクは通常よりも高いと考えられます。患者本人もコンディショニングの重要性を認識し、2週間から4週間ごとにメンテナンスを行っています。

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