猫背と腰痛の原因とカイロプラクティックケア 40代男性

この方のお悩みと経過

横浜市在住の40代男性が腰痛で来院されました。この方はもともと右半身に症状を抱えており、特に右肩はパソコン作業によって痛みが生じ、右足首は10年前の捻挫後から右膝に痛みが生じるようになり、それに伴い右股関節にも症状が広がっています。また、パソコン作業によって猫背が強まる傾向にあります。この方にとって今回最も気になるのは腰痛です。

来院時の症状

・胸椎過後弯(猫背)

・右肩甲上腕関節内旋変位

・肩甲骨外転前傾変位

・腰椎後弯

・前方頭位

・右半身の痛みや不快感(特に腰痛)

施術後の経過

患者の症状は多岐にわたっていましたが、まず姿勢改善を優先事項として施術を開始しました。

最初は理想的な姿勢に誘導しても、関節の可動範囲が制限されていたため、理想の姿勢をとることができませんでした。しかし、施術を繰り返すうちに、徐々に力を加えることで理想的な姿勢のポジションに近づくようになり、そして次第に力を抜いても理想的な姿勢を維持できるようになってきました。

症状も姿勢の改善とともに改善し、4度目の施術時には症状が寛解しました。

担当者コメント

この患者は、姿勢が著しく悪化していました。最初は本人も理想的な姿勢を取れなかったことにショックを受けていましたが、カイロプラクティックケアによって良い姿勢が実現し、それと同時に症状の軽快が見られたことに喜んでいました。

「風邪は万病のもと」と言われますが、筋骨格神経系に関しては、「不良姿勢は万病のもと」と考えられる症例でした。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA