土踏まずの痛み 40代女性

この方のお悩みと経過

横浜市在住の40代女性が右足底部の痛みを訴えて来院。症状は押したときのみに感じる。

足底部の痛みに伴って、右の臀部や右の肩が張る感じがする。左側は気になることはない。

来院時の症状

・土踏まずの痛み(足底部の痛みは第二中足骨底部にある)

・症状側の拇指が外反、足関節の背屈制限。

・座った時に左右差を感じる(骨盤の右上が前へ、左上が後ろへねじれている)

・右臀部を押圧すると脚が突っ張る。

・右肩の張り

施術後の経過

右の足首と足根骨間に可動制限があり、アーチの形状や、拇指の変形を助長していたため、カイロプラクティック手技により調整を行った。

右臀部の硬結をリリースし、骨盤をカイロプラクティック手技により調整を行った。

肩の張りは肩甲骨の可動性を広げ、自身で正しい位置に修正できるようにした。

3回の施術で症状はほぼ消失した。

担当者コメント

この方は、多少のケガであればマラソン大会に出場してしまうくらいストイックであり、数か月前にも、腿裏の筋肉を傷めた状態でハーフマラソンに出場していました。

このような活動を3年間続けたことが、マラソンのフォームの左右差を大きくし、足や臀部、肩の症状を発症させる大きな要因となったと考えて施術を行いました。

足のアーチや拇指の変形は骨による要素が少なかったため、関節の可動域を調整することで、見た目も左右差がわからなくなりました。

本症例を予防するには、日常生活活動の蓄積が左右差のある症状を発症させる原因となるため、普段からカイロプラクティックなど体の評価をしっかりと行うところで定期的にメンテナンスをすることです。皆様もお悩みがありましたら遠慮なく当院へご相談ください。

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