この方のお悩みと経過
横浜市在住の40代女性が側弯症に伴う胸腰部の痛みを訴えて来院した。側弯症は、高校生の頃に整形外科で指摘された。その頃は経過観察と言われ、特に何もなかった。 しかし、胸腰部の痛みは、時々発症していた。 今回の来院の目的は、以前よりも側弯が強くなってきたように感じ、痛みのある部分が出っ張っているように感じたため矯正をしたいと思い来院した。
来院時の症状
・胸腰部の痛み(右側)
・朝に症状が強くなり、動いていると弱くなる
・コロナの影響で体重が増加した(運動減少、間食増)
施術後の経過
胸椎右凸で右が後方回旋した大きいカーブと腰椎は左凸で左が後方回旋した小さいカーブの側弯であった。 脊柱の各種可動テストで側弯を小さくする動作に可動制限が見受けられたため、順次、矯正をした。
1回目の施術で、本人が触ると気になっていた出っ張りがほぼなくなりました。(本人確認で)
2回目の施術では、1回目の状態が保てていたため、良い状態が安定するように引き続き矯正をした。
3回目の施術時では、安定して良い状態が維持できていた。
4回目の施術時は、子供と添い寝をしたときに変な姿勢になっていたようで朝に痛みが出た。施術後に症状は消失した。
5・6回目も症状が安定して良い状態で維持できていたためメンテナンスで施術をした。
担当者コメント
脊柱側弯がある場合、背骨のカーブの凸側の頂点に負荷がかかるため、ここに痛みを訴えて来院される方が多いです。当症例の方も同様のご症状を抱えて来院されました。 負荷のかかる側は、筋肉が伸長された状態で上半身を支える様に収縮し続ける為、血流の悪い状態になります。また、逆側の筋肉は短縮した状態で弱化していました。 多くの場合は、筋肉を緩めても症状が無くなるのは一時的であるため、骨格や筋肉、普段の姿勢やエクササイズによる筋バランスの調整が大切です。 側弯の症状をより根本から対策したい方はトリニティカイロプラクティックにご相談下さい。
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