肩甲骨の内側に寝違えのような痛み 50代男性

この方のお悩みと経過

東京都在住の50代男性が肩甲骨の内側に寝違えのような痛みを訴えて来院。1年程前に整形外科で頸椎椎間板ヘルニアの診断を受け、半年ほど通ったが、首を動かしたときの痛みが残る為、他の方法を試そうと思い来院。

来院時の症状

・頸椎回旋、伸展系の動きを行うと肩甲骨内側に痛みが出る。(主訴)

・上記の動きをするとき、肩甲骨が挙上する。(不良動作)

・肩甲骨前方傾斜変位と前方頭位。(不良姿勢)

施術後の経過

不良姿勢や動作不良が見受けられたため、まずは、筋バランスや骨格を整え、その後に正しい動作を促すようにアプローチを行いました。初回~3回目までは関節の可動性が減少していたのを広げる操作に時間を割いた。4回目以降は骨格の変位を正しい位置へ安定させるようにアプローチを行いつつ、正しい動作を促していった。5回目の施術後に症状は完全に消失したが、3週間ほど日常生活を行うことで多少の動作時痛が再発する為、エクササイズをお伝えした。その後は症状を感じない状態でいられるようになる。

担当者コメント

不良姿勢が継続すると、関節が固まるため、良い姿勢が取れなくなります。頑張ってよい姿勢を取ろうとすると体がこわばった状態になります。

良い姿勢を取った時に体がこわばらないようにする為には、関節の動きを広げて良い姿勢が楽に取れるようにすることが大切です。

また、不良姿勢は不良動作を惹き起こします。良い姿勢がとれるようになっても、不良動作が残っていたら症状が再発することがあるため、動作改善も大切です。

症状のきっかけが頸椎椎間板ヘルニアでしたが、いざ施術を終えてみると、不良姿勢や不良動作の関与が深かったように思われます。

同様の症状でお悩みの方は、どうかあきらめずに当院へご相談ください。

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